近畿国立病院薬剤師会
Society of Kinki National Hospital Pharmacists

施設紹介

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独立行政法人国立病院機構 神戸医療センター
http://kobemc.go.jp/

【病院概要】

施設外観神戸医療センターは、六甲山脈西部の丘陵地に開発された北須磨地区と神戸研究学園都市・西神ニュータウンのほぼ中央に位置しています。また、神戸総合運動公園、ほっともっとフィールド神戸、グリーンアリーナ神戸等に隣接し、周辺環境は緑に囲まれた閑静な住宅地です。大正7年に神戸市立屯田療養所として発足し、昭和22年に厚生省に移管され国立神戸療養所となりました。その後病院に転換し国立明石病院と統合され、平成16年に独立行政法人国立病院機構神戸医療センターとなり、敷地面積54185㎡、延床面積24621㎡、鉄筋コンクリート地上5階建ての現在の姿となっています。

当センターの基本理念である「すべての人の立場に立った医療サービスを提供します」に基づき、保有する資源および機能を活用し、地域との連携の下、常に最新の医療を提供しています。標榜診療科は23科で304床(一般病棟7病棟298床、ICU1病棟6床)あり、国が定める政策医療・4疾患5事業のうち がん疾患・循環器疾患・成育医療・骨運動器疾患について特に力を入れて診療体制を整えています。また救急医療に関しては、内科・外科の神戸市2次救急輪番制を担当すると共に、小児科専門救急輪番制・循環器科専門救急輪番制・脳外科専門救急輪番制を担当しています。教育に関しては医学部・薬学部・看護学部を初め他のコメディカルの学生の卒前研修・救急救命士研修などの積極的な受け入れを行っており、その数は年間2690名にのぼっています。

当センターは「患者様から信頼され・選ばれる病院、また近隣の医療施設からも信頼され・選ばれる病院」を目指し職員一同、弛まざる研鑽と努力を行っています。

logo mark   【ロゴマーク】

患者さまを中心に最善の医療を提供し患者さまを支えるすべてのスタッフを楕円で表し、アルファベットのkobeの組み合わせにより全体を神戸のkで表しています。また、神戸は海と山が融合した地であり、海の青と山の緑で全体の色を表しています。

【薬剤科概要】

スタッフ薬剤科は薬剤科長、副薬剤科長、調剤主任、薬務主任、治験主任、製剤主任、臨床業務主任(施設任命)、病棟主任(施設任命)、常勤薬剤師7名、薬剤助手2名の17名で構成されていますが、男性3名の女性比率の高い施設です。よって職場環境は清楚で?穏やかで?・・・とても仲の良いチームワークで業務を助け合っています。ランチタイムや業務終了後のティータイムを・・・想像してみてください(笑)。

さて、当センターは平成25年5月より7病棟全てに専任薬剤師を配置し、病棟薬剤業務実施加算の算定を開始しました。また、麻酔科医からの強い要望により同年8月には手術室に薬剤師1名を配置しています。平成25年度は平均464件/月の薬剤管理指導を実施し、今年度からは外来化学療法室でのがん患者指導管理料3を算定しています。チーム医療はICT、NST、褥瘡、緩和、糖尿病、外来化学療法等に交代要員を含めて2名ずつ配置しており、全ての薬剤科員が幅広い業務に携わっています。また、昨年11月に10年以上も使用していた薬剤科部門システムが総入れ替えとなった折に、外来指導支援システムを考案・導入し、改正薬剤師法25条の2に求められる外来患者への指導に取り組んでおり、手術入院患者を対象にした薬剤師外来の設置も予定しています。調剤においては、処方監査により疑義が生じた場合は医師への問い合わせと共に処方提案を行い、疑義照会後の処方入力を薬剤師が行っています。その他、病棟薬剤業務としても病棟定数保管薬の実施済み処方、褥瘡回診時の使用薬剤処方、特定薬剤治療管理料の算定できる医薬品の血中濃度測定オーダ等も医師と協働で行い、薬剤師による処方オーダを実践しています。無菌調製は管理システムにより調製データを記録して監査し、調製過誤防止に努めています。後発医薬品推進にも力を入れており、後発医薬品比率(数量割合)は昨年度末77.9%です。クリティカルパス内の後発医薬品への切り替えに際してもクリティカルパス委員会の協力の下、薬剤師がパスの最終確認を行い、経済性の向上と医療安全に貢献しています。治験管理室では本年度受託研究費は請求ベースで3000万を目標にしておりますが、すでに達成済みとなっております。

これらの業務を通じて医薬品適正使用を推進し、当センターの基本方針である、人権を尊重し、良質・安全な医療サービスを提供するために日々努力しています。現在薬剤師14名・・・中堅病院ではありますが、大病院と同等の薬剤科業務内容と質を目指しています。そのため充実して楽しい毎日ですが、1人2役は日常茶飯事・・・あちらこちらで悲鳴(?)のような声が・・・?それでも薬剤科員一丸となって頑張っています。

(文責:関本 裕美)