近畿国立病院薬剤師会
Society of Kinki National Hospital Pharmacists

施設紹介

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独立行政法人国立病院機構 紫香楽病院
http://nho-shigaraki.jp/

病院概要

当院は、滋賀県南部の三重県と京都府に隣接する甲賀市信楽町にあります。周囲は、タヌキの置物で有名な信楽焼の産地でもあります。冬期と夏期の寒暖の差が大きく、特に冬の寒さは厳しく感じられます。また、冬期での自動車の運転の際には路面が凍結しやすいのでスタッドレスタイヤが必需品です。

病床規模は、180床(一般90床 重症心身障害児(者)病棟90床)で標榜診療科は、内科・神経内科・呼吸器科・循環器科・リウマチ科・小児科・外科・整形外科・歯科の9診療科です。

また、政策医療分野における重症心身障害者の専門施設であり、滋賀県立三雲養護学校が隣接しています。また、滋賀県が10カ所に定める神経難病医療拠点病院の一つとして、甲賀医療圏の神経難病対策にも取り組んでいます。

当院の理念

  • 国立病院機構が率先して担うべき医療を高い水準で提供します。
  • 人権とプライバシーを尊重し、診断や治療について、わかりやすい説明を行い、皆様の病気の回復に向け、最善の努力をいたします。
  • 合理的かつ効率的な運営を行い、健全な病院経営を行います。
  • 常に医療レベルの向上を目指し、社会の要請に応えられるよう自己研鑽に努めます。
タヌキの置物   病院前のスタッフ

薬剤科のメンバーは、薬剤科長、調剤主任、薬剤師2名の計4名です。

調剤業務

入院調剤に関しては、重症心身障害者病棟と神経内科病棟が存在し、簡易懸濁法が未実施のため、散剤・錠剤粉砕の混在している複雑な調剤が多数あるという特徴があります。また、近くに院外薬局がなく、最も近くて5キロメートル程離れており、そのため院外処方発行率は2%弱で、外来処方箋はほとんど院内で調剤しています。

薬剤管理指導業務

患者に実施する薬物療法において様々な情報を収集し、その内容から効果の評価、副作用モニタリングを行います。これらの情報について、根拠となる医薬品情報等と併せて医師、他のスタッフとの情報交換を行い、必要に応じて医師に処方提案を行います。退院時の薬剤管理指導は、重要性が高く、すべての患者に実施しています。

無菌調製業務

当院無菌調製業務手順書に従い、食事摂取困難な患者等に無菌調製を行っています。

チーム医療

医師・看護師等他職種との連携を基に薬物治療の面から支援を行っています。褥瘡対策、クリニカルパス、ICT、リスクマネージメントなどに積極的に参加しています。リスクマネージメントについては、患者の安全を守るため、幅広い部署の参加の下に医療安全委員会を毎月開催しています。インシデント・アクシデント報告等からリスクを把握し、その重大性や発生可能性を分析・評価して、対応方法を決定します。

後発医薬品の切り替え推進

最近までは、医師等からの同意が得難く、後発医薬品への切替が遅々として進みませんでした。しかし、院長、事務部長、看護部長をはじめ、他部門との同意・納得・協力を得て、平成28年度5月より、後発医薬品への積極的な切替を推進しています。それに伴い、薬剤委員会で後発医薬品選定基準の見直しを行いました。医薬品購入金額の大幅な削減、患者負担の軽減が可能になり、後発医薬品使用体制加算の取得を本年度中に目指します。

その他

平成29年度より電子カルテ導入予定です。現在は、IT整備委員会を立ち上げて、その準備を着々と進めています。

(文責:原 伸好)