近畿国立病院薬剤師会
Society of Kinki National Hospital Pharmacists

施設紹介

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独立行政法人国立病院機構 刀根山病院
http://www.toneyama-hosp.jp/
施設外観

【病院概要】

国立病院機構刀根山病院は、伊丹空港より車で10分ほどのところに位置しています。交通の便がよいだけでなく小高い丘の上にあるため、病棟からはモノレールや飛行機の離発着が見られるという魅力的な場所にあり、甲子園球場の約2.5倍という巨大な敷地内には大きな鯉が住んでいる池や、狸・人懐っこい猫が住んでいる山やテニスコートなどがあり、職員だけでなく、地域の方の憩いの場所にもなっています。

施設マップ
 

当院は1917年に日本初の公立結核療養所として開所した100年の歴史をもつ呼吸器、神経・筋、整形外科に特化した病院です。呼吸器疾患においては、肺結核、肺がん、非定型抗酸菌症、慢性気管支炎、気管支拡張症、肺気腫、喘息、肺真菌症、肺線維症、呼吸不全(在宅酸素療法、在宅人工呼吸療法)、心不全など、神経・筋疾患においては筋委縮性側索硬化症、脊髄小脳変性症、重症筋無力症、筋ジストロフィーなどの神経難病を担い、今年度からロボットスーツ「HAL」を導入しました。パーキンソン病については、日本で唯一、光治療やドラッグホリデーも行っています。骨・運動器疾患については、脊椎疾患、関節リウマチ、変形性関節症の疾病について、高度の診断と治療を行っています。

大正6年開設当時の全景を表したジオラマ
<大正6年開設当時の全景を表したジオラマ>
 
平成28年12月 新病棟オープン(左棟)
<平成28年12月 新病棟オープン(左棟)>
 

「疾患にこだわらず、ぐっすり寝て健康を回復しよう」という目的で睡眠センターを立ち上げ、調剤薬局と連携した睡眠受診レスプログラムを行っています。疾患別の食事が出来るように大学と提携して新たな食事メニューなどの開発や超高齢社会に向けて認知機能や骨粗鬆症にも力を入れています。

薬剤部は、以前は外来棟に配置されていましたが、病棟建て替え時に「薬剤部は病棟に」というコンセプト(だと推察しています)のもとA病棟1階に配置されました。また昨年12月には、筋ジス病棟(B病棟)が開棟し、大きく生まれ変わりました。

【薬剤部概要】

薬剤部は薬剤部長、副薬剤部長、主任4名(調剤主任・製剤主任・治験主任・薬務主任)、薬剤師7名の13名で構成されています。

当院では、2014年(平成26年)から、病棟薬剤業務実施加算の算定を開始し、ICT、NST、緩和、化学療法サポートチーム、吸入指導チーム、骨粗鬆症チーム等へのチーム医療にも積極的に参加し、他職種との連携強化も図っています。

スタッフ集合写真
 

ポリファーマシー対策として、病棟業務へも積極的に介入しています。また簡易懸濁マニュアルや、吸入指導マニュアルなどを作成し、定期的に薬薬連携カンファレンスを開催して地域の調剤薬局と指導方法を共有しています。さらに患者宅の残薬減少等も考慮した「疑義照会事前合意プログラム」を作成し、地域との医療連携やポリファーマシー対策などを通し、超高齢社会においての医療の提供方法などを常に考えながら、医療を担う一員として、薬剤部全員で日々業務に取り組んでいます。

(文責:片岡 綾子)