近畿国立病院薬剤師会
Society of Kinki National Hospital Pharmacists

施設紹介

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独立行政法人国立病院機構 兵庫中央病院
https://hyogochuo.hosp.go.jp/

【病院概要】

国立病院機構兵庫中央病院は六甲山系、北摂連山に囲まれた三田盆地のほぼ中央の丘陵地にあり、病院の前にはゴルフ場、近くには公園があり、自然に囲まれた環境にあります。大阪からは三田駅までJRの快速で40分、三田駅からバスで5分の立地です。(ただ、このバスの本数が少ないのが難点ですが。)

当院は国立兵庫療養所と国立療養所春霞園が統合し発足しました。平成21年には病棟の建て替えを行い、そしてこの度、昨年の10月に薬剤部を含む外来診療棟が建て替えられました。以前の建物は冬はとても寒かったのですが、今は快適です。現在は、旧外来診療棟跡地にて中央診療棟の建替え工事が行われており、今年の秋に完成予定です。

施設外観
 

当院は、セーフティネット系医療(神経・筋難病、筋ジストロフィー、重症心身障害、結核など)を中心に医療を提供しており、兵庫県を中心とする広域の拠点病院となっています。また一方で、内科(消化器、糖尿病、代謝、循環器など)、外科(消化器、呼吸器、整形)系の医療にも重点を置き、地域医療・高齢者医療に積極的に取組んでいます。

【薬剤部概要】

薬剤部は、薬剤部長、副薬剤部長、主任3名(調剤主任・製剤主任・薬務主任)、薬剤師7名(現在1名欠員)、育児休暇中2名で構成されています。

スタッフ集合写真
 

10病棟全てにおいて薬剤管理指導業務を実施し、一般病棟2病棟と結核病棟にて薬剤師が常駐化し、病棟薬剤業務を行うことで、患者様の薬物療法に貢献しています。チーム医療はICT、NST、認知症ケアに参加しています。認知症ケアチームには昨年より参加し始め、薬剤師としてどのように貢献できるか模索中です。患者様の高齢化が進んでおり、今後は、当院の訪問看護ステーション・地域医療連携室と連携して、在宅患者への訪問薬剤管理指導や、退院時カンファレンスへの参加などの取組んでいきたいと思っています。

(文責:木村 麻子)